【LGBT対談】みんなどこまで知ってる?LGBTの友人にいろいろ聞いてきたよ(一部訂正有)

育児ブログぷっぷくほっぺにようこそ!
ぷっぷくの母(@ky0nzi)きょうこです。

友人のもぐたさんとの共同企画

LGBTについて質問されたり質問したりした企画です。
実は去年の夏だったんだけど、気づいたら年明けてた
というわけで早速インタビュ―内容を描いていきます
 

きょうこ:もぐたさん今日はよろしくおねがいしまーす!  

もぐた:よろしくお願いしまーす
 

きょうこ:軽く自己紹介してもらってもいいですか?

もぐた:きょうことは高校の同級生でバンドも組んだりしてました
調理スタッフ歴5年(小さな飲食店での料理長代理経験有り)
主婦歴4年
LGBT歴15年のもぐたです!!

 

きょうこ:はいどうもありがとうございまーす!
では早速…主婦でお母さんの私に何か聞きたいことはあるかい?

もぐた:カミングアウトされた時の心境は?

きょうこ:覚えてない!

一同:笑
 

きょうこ:きっと、すごく勇気がいることだと思うんだけど
正直なところ「そうなのかな?」って思っていることもあったからかな。

もぐた:パートナーシップ制度についてどう思いますか?
 

きょうこ:これってさー、どこまで出来るの?!

もぐた:例えば同性カップルの場合

・病院でパートナーに面会したくても、家族でないため断られる
・同性カップルで同棲しようとしても、入居を断られる
(賃貸契約を拒否される)
・パートナーに対する医療行為に「同意」できない
・パートナーの遺産を相続できない
・パートナーの葬儀に参列できない
・パートナーの介護のための介護休業を取得できない

 

パートナーシップ制度はそれをできるようになるかもしれないくらいの制度

きょうこ:私はパートナーシップ制度全国でいいんじゃないの?!と思うけどなぁ~
むしろ同性婚OKにしようよ※

※同性婚GOGO!って思っていましたが偽装結婚等様々な問題もあるそうで、人間の感情と法律は奥が深いなぁと思いました。
そういうことはライターのもぐたさんに書いてもらいましょう。

ブログ更新待ってます。

もぐた:LGBTトイレができました。これどう思いますか?

きょうこ:ピクトグラム自体にハードルを感じる。
スカートを半分切ったかのピクトグラムは
「うーん…そういう問題じゃないと思う…」
という違和感。
単純に多目的トイレを増やすんじゃだめなの?
ちなみにこのトイレについてもぐたさんはどう思う?

もぐた:T に当たる人が多いと思うんだよね。だからLGBはほとんど関係ないよ。性別通りのトイレに行くまでだからさ。
 

きょうこ:もぐたはトイレどれに入るの?女の子用?男の子用?LGBT用?

もぐた:女の子用です!!!
男の子用に入る勇気もないし、入りたいと思った事がないwww
LGBTトイレはなるべくなら入りたくないかなー。
普通でいいよw

本当に性別で悩みを抱えてる現状の人には良いのかなぁ?
と思う気もするけど、実際アウティングってケースも考えると、これはなかなか難しい。

その人次第って事にもなるし、周囲の人の気持ちもどうなのかなぁ?と思うな。
すごく繊細な問題だから、LGBT活動としてトイレからスタート切るのは無謀だと思ってるよ。

LGBTトイレって無関係なものに等しい。
通常通り、自分の意志で女子トイレに入るよ。

 

きょうこ:そうなんだ~ 確かにLGBTトイレ入った時点でカミングアウトしてるような感じになっちゃったりするよね。
カムアウトしてなかったら友達の前では入れないもんね。

もぐた:LGBT検定なるものが出てきました。実際どう思いますか?
 

きょうこ:日本人ってさー真面目だからねぇ、本当検定好きだよねーw
実際ベビーマッサージも資格なくても出来るんだけど、信用度が違うんだよね。

ということで、私はアリ!!!  

もぐた:ええええええ~!!!驚愕
(動揺を隠せない)

 

きょうこ:自分の周りにLGBTの人なんて絶対いない
って信じて止まない親世代には良いかなぁって思う。
入口として入りやすいのかなって思う。  

もぐた:こういう資格持ちですって人が将来ぷっぷく(娘)の学校とかに教えに来ちゃうかもしれないんだよ!?
内容気にならない?!?!?

きょうこ:あー、そっか、そういう可能性があるのか・・・。
だからその中身がどういう内容になってるのか?は疑問。
もぐたの言うように、正解なんてないじゃない?
もぐた取っちゃえば良いじゃん!?!  

もぐた:絶句!!!
 

きょうこ:他にやられるのが不安なら自分がやっちゃえばいい。
って思考のぷっぷく母です。

 

きょうこ:子を持つ母として質問!
もぐたをぷっぷく(娘)にどう説明してほしい?

もぐた:普通に見てる限り本当の話して欲しいかな。
ぷち(奥さん)の事も含めて、全部そのまま話していいよ!

 

きょうこ:もぐたは女の子が好きで、女の子と付き合いたい、結婚したいんだよ!ってことでOK?

もぐた:おk!!!バッチリ!
 

きょうこ:彼? 彼女?どっちで呼ばれたい?

もぐた:彼女で良いですwwww
間違っても彼ではないのでwwww

 

きょうこ:私は彼って言われたいのかと思っていた。そういうのも、こうやって話す機会がないと聞けなかった。

こんな風にオープンに話せるようになってよかった~
私は彼って言われたいのかと思っていた。
そういうのも、こうやって話す機会がないと聞けなかった。

もぐた:特に高校生の時が一番だったけど「私」ってなかなか言えなくて。
でも社会に出て「私」って普通に出てくるし、そういうところを全然気にしなくなったし。
そういう意味でも変にこだわりはないからねー。
女性であるという事は間違いじゃないからさー!

きょうこ:昔はもぐたは男になりたいのかも?って思ってた  

もぐた: そうだよねー。
そう見えててもおかしくなかったと思うよwww
でもMtFとかFtMとかXジェンダーとかって接していかないとまず分からないと思う。
だからこうやって時間かけて、長年見てきて、結果こうなりましたっていう感じじゃない?

 

きょうこ:本当に!実際に話したりしないと全然分からないね!
もぐたとは付き合い長いけど、例えば他にLGBTのお友達ができたとして
どう接するのが正解かはやっぱり仲良くならないと分からない。

もぐた:ぷっぷく(娘)が外でLGBTの人を見かけて過敏に反応。そういう時どうする?
 

きょうこ:子どもってすごいよね!自分と違うなって人見かけると、すぐ気付く。

すごい目で追っちゃうよね。
そういうことで、我が家は実は今まさに教育中なんだよ!

もぐた:教育中というと?
 

例えばなんだけど、「はるな愛」さん
娘とテレビ観てる時に
「この人は元々男の人だったんだよ!でもピンクのものやフリフリのものが好きで、今自分の好きな服をきて、こういう風になってるんだよ!」
って説明したんだぁ!
そして娘的には「男の子だからってプリンセス好きがNGになるのはかわいそう。ピンクのお洋服着るの変!って言われたらかわいそう。」って思うようになってくれました!

もぐた:なるほどね~

きょうこ:そういう話をしたおかげもあってか、電車やディズニーても色んな人がいるけどあんまり目で追わなくなったなー!!

正直“自分と違う人がいる”という環境に慣れるのが一番。
自分と違う人がいるのが当たり前。
それが偏見や差別が無い状態だと思う。  

もぐた:LGBTの人を嫌がったりするようになった!どうする?

お母さんはBL(ボーイズラブ)が好きだよと言う笑

もぐた:?!!!
 

きょうこ:BLの漫画でもいろいろなジャンルがあると思うんだけど
主人公が友達を好きで悩んだり挫折したりやっと成就したりする。
もどかしさとか、周りを気にして辛い思いをしたりする主人公を応援したくなるね!
で、BL漫画でもカップルが男同士なだけであって、それ以外はいたって普通の恋愛漫画だと思う。

見当違いかもしれないけど、分からないんだもん。
知ろうとしないよりはいいのかな?

もぐた:今度、嫁っちと話しなよwwww
BLならぷち(嫁)の方が詳しいし
俺は専門外なんで・・・

きょうこ:同性愛とかってイメージが先走り過ぎているけれど、実は普通に恋愛してる人が多い。
私は高校生の時もぐたが好きな女の子の為に一生懸命なのをみて
すぐ付き合える適当なお付き合いをしている人たちよりいい恋愛をしているなと思いました。

もぐた: 例えばさっきの「はるな愛」さんの話じゃないけど
きょうこが教えた話と違うって事をこういう人たちからぷっぷくが教わって来たら、どう思う?

きょうこ:うーんとね、LGBTに限らず子ども育ててると親の教えと違うことを教わることも多いんですよ。
だからそうなった時に、子どもの疑問をぶつけられる存在=母でいなきゃいけないなって思う。

「お母さん違うじゃん!」「お母さん何なの!?」って思う時ってあると思うからさ。

そういう時に疑問や意見、色々子どもが言えるように
お母さんはいつも暇そうにしています。  

もぐた:wwwww

以上 もぐたとのインタビューでしたー!

まとめ

きょうこ:同性愛も異性愛も人を愛することに違いはなくて、好きのなのが同姓か異性かという違いなだけですよね。

違いが大きいと思われるのは
その部分に“子孫”が関係するからかな。

でも好きな音楽を聴くように人も好きになれたらどんなに楽しいか。とも思う

好きな音楽がパンクだろうとメタルだろうと、あなたがそれを聞くことは自由。
自分が好きだから聞いている。

そんな感じで人を好きになってもいいのではないでしょうか。

人って自分と違う人を排除したがる。
(というか違う人を探して、この人変!自分はみんなと一緒。大丈夫だわ。って安心することが好きだったりする)

性別だけじゃなく
相手の趣味や音楽や技術や仕事、または容姿をバカにする人がいるけれど、意味が分からない。

違いを責める時代はとっくに終わってる

違うからって友達になれないわけじゃないし
違うけど家族にもなれると思う。

違いを責めない人々が増えれば
バカにする人もいないから
みんな自分に自信を持てて
不安なことも相手を信じて打ち明けられるんじゃないかなぁ

今は昔と違って自分に合うことを選べる時代

私は一人のLBGT当事者の友人と話すことで

一人でも多くの人が他人の“好き”や自分との“違い”を大切に思うことができたらたくさんの人が生きやすくなるんじゃないかなーと思いました。

長っ!笑  

以上
【LGBT対談】みんなどこまで知ってる?LGBTの友人にいろいろ聞いてきたよでした

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