育児ブログぷっぷくほっぺにようこそ!
ぷっぷく ほっぺ の母(@ky0nzi)きょうこです。
髭切膝丸 双騎出陣2020〜SOGA〜を観劇してきました!
コロナによって、いろんなことが変わってしまいました。
今回の公演で感じたことや、去年と比べて気づいたことなどをまとめていきます。
コロナ感染予防対策
■入場時
入場待ちの列は、周りと距離が取れるように印が付いていました。
入場するには、検温、手の消毒、靴裏消毒を行います。
そしてチケットはスタッフさんが確認した後、セルフチケもぎり。
フライヤーなし
フェイスシールドが全員に配布されました。
(終演後回収)
■座席関係
座席1つ飛び。
人が座らない席にも荷物を置かないように張り紙有。
全審神者が私語を全力で控えているため、会場は不気味なほど静か。
パトロールみたいな人が何人も巡回!
フェイスシールドの付け方が違う人等に注意をしていました。
とにかく静か。
コロナを出してたまるかという関係者、審神者の、気合が伝わってくる。
観劇後は規制退場。スタッフさんがブロックごとに誘導してくれました。
劇場は通路が細いので、このように徹底していると安心ですね。
一部~SOGA~
いよいよ上演です。
源氏の重宝である、髭切と膝丸が日本三大仇討ちの一つである「曽我兄弟」を演じています。
■幼い頃
2人が出てきてまず思ったのが、箱王(膝丸)が本当に幼い。
声も甲高く、座るときは小さくふにゃんて座っていた。
ふにゃんて座るから、ちっこいの。
一萬(髭切)との体格差がよく表れていました。
これ、自宅に帰って即ブルーレイで確認したところ
やはり今回から変えてきたみたい。
特に声は、この声で歌うの大変だと思う。
一萬(髭切)の動きは相変わらずしなやかで、足の先まで美しい。
滞空時間が人より長いことで(私の中で)有名。
弟を思う兄の強さが伝わってきてキュンキュンするんだよな。
幼い頃を演じるにあたって2人は、かなり試行錯誤されたのではないでしょうか。(何様)
■舞台上の感染予防対策
・フェイスガードを着用
最初は声が籠るように聞こえていたけど、すぐに慣れました。
ただ、母上役の加納幸和さん…
全然声が籠らない。
声質なのか、歌舞伎的な発声だからか、呼吸法なのか…すごく自然で驚きました。
なんでだろう。
フェイスガードに関しては、安全に上演を続けられるのが一番なので大賛成です。
・演者同士が遠い。
離れて表現できるものはできるだけ距離を…という感じでした。
これが!後に切なさを増すのでございます。
(後半で書く)
掃除をするシーンでは、床を直接履かず、エアほうきでした。
桜吹雪がこれでもかと舞い落ちるシーンも無くなっていました。
弓を咥える場面も無くなりました。
コロナ渦です。仕方がありません。
むしろ、様々な変更があっても曽我兄弟を表現できたことに感動します。
コロナは関係ないと思うけど、個人的にとっても好きだった結っていた髪を解くシーン。
これもちょっと変わっていて、観るたびにドキッとします。
同じものが二度と見られない舞台ならではですね。
■仇討ち
コロナ渦で、本当に難しかったであろう仇討ちのシーン。
これも方法が変わっていました。
そして、それと同時に…
あああ…
気高く美しく散っていった兄弟が…
二人の距離が…あああ
何が言いたいかと言うと
仇討ち成功で抱き合って喜ぶはずが、コロナのせいでそれができない。
そして、そのまま死んでいくのです…
くっつくことが許されないのです。
手を伸ばすも、届かない2人の手…
手も触れられずに最期を迎えるのであります…
切なさが止まりません。
コロナのバカ!
なにこれ泣く!
極めつけの
「母はお前たちに、ただただ生きて欲しかった」
まじでこの言葉に尽きる
苦しかったです。
思ったこと(´-`)
ダンサーであり父上であるセニョールさんが素敵でした。
笑顔が輝いていた。
幼い頃の膝丸の声が可愛すぎて、大人になった時にイケボ増し。
歌うま。2人とも歌上手い。
髭切が美しすぎる。
歌舞伎に続く日本の新たな伝統芸能なのでは?くらいに刀ミュ好きです。
仇討ちのときに曽我兄弟が詠んだ歌を叫ぶところが本当に好き!
ふたりともかっこいー!
最初と最後は人形のようになるんですけど、これでリセットされて、いつもの髭切と膝丸に戻る感じが好きですね。
髭切膝丸に演じさせているということをスムーズに受け入れられますもん。
というわけで自分が思うことをただただ記録しただけなので、異論反論認めます。
ただの私の感想です。
二部に関しても書きたいんだけど、めちゃめちゃ長くなっちゃうし
アモーレ膝丸が頭から離れないので、自粛しておきます。
とにかく、試行錯誤でなんとかこの舞台を届けようとしてくれた関係者さまに感謝です。
あともう少し、頑張ってください。