「ベストセラー?!」「読ませたくない?!」賛否両論の「ねずみくんのチョッキ」と運命の出会い

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ぷっぷくの母(@ky0nzi)きょうこです。
 
今日の絵本はこの二冊
ねずみくんのチョッキ
かいじゅうたちのいるところ

実はねずみくんのチョッキは賛否両論あるんですよね。

ねずみくんのチョッキ


ねずみくんのチョッキ

ちなみにねずみくんのチョッキに出会ったのは

祖母が交通事故で無くなった日。

千葉から横浜へタクシーで向かう車中でした。

運転手さんに「祖母が交通事故で心肺停止なんです。」そう話すと普段車酔いをしない私が酔うほどのスピードを出してくれました…w

今考えると絶対スピード違反だったなw
でも嬉しかったです。

娘と二人でタクシーに乗って
私はオロオロしているし
娘も私の様子を感じて落ち着かない。

そんな時に
運転手さんが自分の娘さんのお話をしてくれました。

娘さんが幼い時に好きだった絵本が
「ねずみくんのチョッキ」だったそうで

たくさんたくさん読んであげたそうです。

「かわった話なんだよ~」そうやって
呑気に話しを続けてくれた運転手さんに感謝しています。

というわけで
かなり思い出深い一冊なのが
この「ねずみくんのチョッキ」

運転手さんが言っていた通り

「かわった話」でしたw

というか
胸が痛くなる内容です。

お母さんに編んでもらったチョッキを
友達に貸してと言われます。

もちろんねずみくんより大きい動物ばかりですから

最後はびろんびろんに伸びてしまいます…

ねずみくんは悲しみますし、編んだお母さんの気持ちを考えると苦しいですね。

というわけでamazonレビューなんかでは
「ヒドイ本!読ませたくない。」と言う方もチラホラ…

賛否両論です。

確かにヒドイです。
ねずみくんがかわいそすぎる

自分の娘がこんなことされてたら…
逆にこんなことしてしまったら…
胸が痛くなります。

娘も何度読んでも
ねずみくんのチョッキを着た動物たちが「似合う?」と聞く場面では

「似合ってない!」とブチ切れです。

このように
「伸びちゃう!だめだよ!似合ってないッ!!!」

そういう娘が見れて私は嬉しいです。

つまり
絵本で「これはひどい!だめでしょ!」という体験ができてよかった。

伸びちゃうよ、どうしよう。
ねずみくんのチョッキが…

絵本を読んで心が動くって素敵。

「ほかほか幸せ、たのしいな。」という超絶平凡な絵本が読みたい日があれば
“スリルを味わいたい日”もあるわけで

不安になる絵本があってもいいんじゃないかな?

​読みたかったら読めばいい
苦手だったら読まなければいい。
本っていいよね~

ねずみくんのチョッキで胸を痛めた子は同じことをお友達にしようとは思わない。

だってこんなにも心が揺れ動いて
不安になって怒って辛くて苦しい気持ちになったんだもん。

というわけで
読書に年齢制限はないと思うけれど
この本はねずみくんの気持ちを理解できる頃に読むのがおすすめかなー?

こどもは体は小さいけれど
心は大人と同じ、いやそれ以上

思いやりも人の痛みをわかる心も
ぜーんぶ持ってる

だから私は安心してこの本を読んでいます。

かいじゅうたちのいるところ


かいじゅうたちのいるところ

ねずみくんの話で盛り上がりすぎて
こちらはアッサリレビューします

一番好きなのは

最後のところ

ちゃーんと夕飯が用意されていて
まだホカホカあたたかいところ。

はちゃめちゃで
結局よくわからん夢落ちストーリーも

あったかいごはんでストンと落ち着く

妙な安心感がある
だから私はこの本が大好きです!!!

以上
「ベストセラー?!」「読ませたくない?!」賛否両論の「ねずみくんのチョッキ」と運命の出会いでした

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